産後3か月で伊藤病院を受診したところホルモンバランスに大きな変化がみられていました。
産後は50μgのチラージンを1日1錠服用していましたが、
TSHの値が基準より低く、甲状腺ホルモン値が高いバセドウの状態になっていたので、薬を1ヶ月間やめることになりました。
薬をやめて1か月経過した産後4か月頃にどうなっていたかというと、
TSH→100μIU/ml以上で測定不能(基準値は0.2~4.5μIU/ml)
T3→2.1pg/mlで基準値以下(基準値は2.2~4.3pg/ml)
T4→0.52ng/dlで基準値より大幅低下(基準値は0.80~1.60ng/dl)
でした。
TRAbという抗体の値も前回より2倍以上上がっており、4.7IU/L(基準値は2.0以下)になっていました。
その他、ASTという肝機能の数値も55(基準値は13~30)と高めでした。
橋本病になると、肝機能の数値も上がるそうです。
つまり、橋本病の状態にバセドウの所見も重なっている状態でした。
先生から自覚症状が出ていないか聞かれました。
思い当たる自覚症状としては、
・今までと比較して手や足の乾燥が顕著になってきた
・日中のだるさが増した
・お昼寝の回数が増えた
・朝起きれなくなった
・髪の毛の量がはんぱなく抜ける(夫がびっくりするほど)
薬をやめたことで、甲状腺に大きな負担がかかっていました。
先生からするとある程度想定内とのことでしたが、予想よりも悪い結果でした。
TSHが100以上で測定不能となっていたのが、個人的にかなりショックでした。
チラージンSの服用を再開するときにまた体への負担が大きいとのことで、
50μgから再スタートし、その1か月後に受診予定となりました。
産後はホルモンの変化が激しいとわかっていましたが、
自覚症状が出てくるとつらいです。
今までは血液検査の数値変化をみて、自分の体の変化を理解していましたが、
明らかな症状として自覚できました。
また、ホルモンが安定するまでは、第2子を妊娠しても流産しやすい状態なので、
それまでは待つのがよいと先生から忠告されました。
夫は私の病気について無関心なのですが、自覚症状があること、ホルモン値が大きく変化したことを伝えたところ、いつもより少しいたわってくれるようになったように思います(笑)
おまけ
産後の変化を表した図を先生が書いてくださって、わかりやすく説明してくれました。
薬をやめるとホルモン値は減少していくが、次第に自然回復していくよという図です。