第1子の妊娠中、伊藤病院に受診した際の状況と服薬の記録です。
妊娠6週
妊娠6週で赤ちゃんの心拍が確認できた時点で受診しました。
血液検査結果
TSH 0.05μIU/ml(0.20〜4.50)↓
T3 3.1pg/ml(2.2〜4.3)
T4 1.62ng/dl(0.80〜1.60)↑
※カッコ内は基準値です。
このときのチラージンS服用量は75μgでしたが、TSHが低く、T4が上がっており、服用量が多いことがわかったので、
チラージンS錠 75μg→62.5μg
は変更になりました。
妊娠10週
つわりがきつい中受診したので、印象深いです。
血液検査結果
TSH 2.9μIU/ml(0.20〜4.50)
T3 2.3pg/ml(2.2〜4.3)
T4 0.98ng/dl(0.80〜1.60)
基準値内におさまってきていましたが、妊娠中のTSHは2.5μU/mlが望ましいとのことで、
チラージンS錠 62.5μg→75μg
へまた戻すことになりました。
妊娠14週
つわりが落ち着いてきた頃です。
TSH 1.53μIU/ml(0.20〜4.50)
T3 2.3pg/ml(2.2〜4.3)
T4 1.15ng/dl(0.80〜1.60)
基準値内におさまり、TSHも2.5以下となったのでチラージンS錠 75μgで継続することになりました。
妊娠22週
安定期に入って、性別が判明した頃です。
TSH 1.70μIU/ml(0.20〜4.50)
T3 2.1pg/ml(2.2〜4.3)↓
T4 1.03ng/dl(0.80〜1.60)
わずかではありますが、T3が下がってしまったため、
チラージンS錠 75μg→87.5μg
へ変更になりました。
妊娠30週
妊娠中最後の受診となりました。
産後3ヶ月で受診するよう指示がありました。
TSH 3.31μIU/ml(0.20〜4.50)★
T3 2.3pg/ml(2.2〜4.3)
T4 1.15ng/dl(0.80〜1.60)
T3、T4は不思議と妊娠14週の受診の時と同じ値でした。
妊娠後期、TSHは2.5以下ではなく3.0以下でよいとのことでしたが、TSHがまた上がってきてしまっていました。
ただ、ここまでくればあまり心配ないとのことで、出産まではチラージンS錠87.5μgで継続しました。
第1子妊娠中のまとめ
症状はほとんどなかったか気づきませんでしたが、チラージンS錠の服用量は血液検査結果によって変更していたことがわかります。
診察時には飲み忘れがないか、必ず確認されました。
こういった細かい調整が功を奏したのか、何も問題なく正常分娩で出産することができました。